参加者の声

板橋管友会が見た珠洲の今|復興支援ツアーでインフラ復旧の最前線を視察

長く断水が続いた珠洲市の上下水道の復旧状況も視察

東京は板橋管友会の皆様18名が、珠洲市の復興支援ツアーに参加されました。
今回のツアーでは、宝立町鵜飼地区を訪れ、地震で沈下・破壊された配管や壊れた浄化槽、地上に設置された合併浄化槽の現状を見学しました。

また、珠洲市最大の宝立浄水場では、小型でメンテナンス性に優れた浄水装置「モバイルシフォンタンク」を外から視察。こちらは国内の被災地や海外ウクライナなどにも送られて活用されている最新の浄水設備です。従来の浄水設備の1/5サイズで、1基あたり1日1,000㎥の浄化能力があり、過材(フィルター)の交換が半永久的に不要とのことです。

さらに、地上に敷設された上水道の配管など、復旧作業の最前線を間近に感じることができました。

参加された皆様の中には、すでに能登でボランティア活動を経験されている方も多く、被災地のリアルな現状を深く理解し、共感されていました。倒壊した家屋や津波の痕跡に加え、管工事に携わる皆様ならではの視点で、珠洲の復興の歩みを見届けていただきました。

「被災地の現状を自分の目で見て、復興に向けて何ができるかを考えるきっかけになりました」といった感想もいただき、珠洲の未来に向けた力強い応援を感じるツアーとなりました。珠洲は今、確かな一歩を踏み出しています。
この度は復興支援ツアーにご参加頂き誠にありがとうございました。

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